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2010.09.28 (Tue)

歴史の秘密を訪ねて

たまたま、出雲にたどりつく方がおられる。

彫りの深い、どこかウイグル美人を思わせるお顔立ちの同世代のお客様がいらした。

古代史の謎解きのような小説を読んで触発されたようだが
どうも、それ以前から、しきりに気にかかることがあって
もっと深く知りたいと思われたのだそうだ。

私の歴史探訪はおよそ12年前に遡る。

日本人のよって立つべき精神基盤が、失われてきている現代に
歴史上のどなたに出現していただいたらよいかと考えたとき

聖徳太子が心に浮かんだからだ。

そして明日香や、法隆寺などを調べるうちにその不確かさに驚いた。

歴史の教科書に書かれていたことは何なのだ、
このことが、真実はどこにあるのか?という猛烈な探究心に火をつけたのだ。

真実を知りたいというのは、日本人とは何者か、自分たちのルーツは
どこにあるのか、という思いにつながった。

聖徳太子研究はかなり早い時期にそのモデルになったであろう人物に
たどりついた。
それは3年前、九州国立博物館を訪ねた折に確信に変わった。

古田武彦氏の九州王朝に対する実に熱心な研究には
深く心を惹かれるものがあった。

古田氏だけではない、九州の研究者たちの迫力ある研究態度には
鬼気迫るものさえ感じる。

皆が真実を知らないではすまされない、命がけの調査をしている。
きっと自らのルーツを知りたいと思ったのだろうと察する。

これはまだ、どの歴史学者も書いてないし、発表もしてない。
私が、興味を持つ人々と話すことを
聖徳太子のモデルになった王には、きっと喜ばれていると思う。〈笑い〉

歴史の書き換えが、勝者の都合のよいように行われるのは
何も日本に限ったことではない。

では、聖徳太子を明日香に登場させることで大きく変えられたことは何か。

蘇我氏の業績と秦氏、物部氏の関係であろう。

ところで美人のお客様であるが、壱岐の島、対馬はもとより
イラン、イラクにも旅しているという。
ウイグルも、インドにも行ってきたという。

出身は群馬県。

「多胡郡の碑」があるところですね。今年行きましたよ。
中東系の人が沢山おられたところのようですね。
観音塚古墳の資料館に、まるでペルシャの産かと思うような器がありましたよ。」

「それから、その近くの有名な古墳から出土した、金銅製の靴、よく似たものが
出雲からも出ています。同族だったかもしれませんね。」

「そうですか、知りませんでした。今度行ってみます。
父方が平家に関係があるそうです。」

「平家はターラー、トゥーラーに通じてイスラムに関係があるようですよ。」
というと目が輝いていた。

ほんとに嬉しそうで、出雲に来られた意味をかみしめておられた。

またぜひ、お目にかかれますように。









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はたご小田温泉は島根県出雲市にある一軒宿です。
出雲大社と石見銀山への観光に大変便利な立地です。
公式ホームページはこちら>>http://www.odaonsen.jp
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