2017年10月 / 09月≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫11月

2011.08.30 (Tue)

利生庵展、開催します。

おしゃれ骨董 利生庵展、
10月6日から12日まで、松江一畑百貨店の5階ギャラリーにて開催します。
このたびのテーマは「美のリサイクル」。

日本人は普通の暮らしぶりが、とても美しい。

特に出雲で暮らしているといろいろな機会に、改めてそう思わされる。
人がよく訪ねてくるせいかもしれない。

玄関先にさりげなく、生けてある花。
それも庭先のものが多い。
庭もよく整っている。

床の間があれば、小さなものでも軸がかかっている。

風通しの良い座敷。冷房より扇風機が回っていることが多い。
それも、田舎らしくてなかなか良い。

冷たい麦茶などがすぐでてくる。
夏座布団がおかれ、ガラスの器に水羊羹が載せられてくる。

特別のお大尽の家ではない。
ごく普通の暮らしぶりのお宅である。

春夏秋冬、その時々にふさわしく丁寧に暮らしている。

それが特別でない、というのが出雲なのだ。

いいものを見たいと思えば、あちこちに趣味の良いお店などがあって
充分に目を楽しませてくれる。

文化伝承館、出雲屋敷、キルト美術館、また昔からの名家は
たいてい収蔵品のギャラリーを作ったりされるので、
人の目が良いものを見慣れている。

利生庵は、暮らしの中の美しい脇役たちを提供する仕事なのだ。
着物、器、道具、人形、軸、絵画、等々。

時代は早足で過ぎ去っていくものだが
まるで、「忘れないでね・・」とでもいうかのように見事な品々に引き合わされる。

どこでだれが作ってどんな人の手にあったのか、
いま、私の手に来たものは、本当に御縁があって、のことなのだ。

私は十分にめでて、ながめて・・独り占めをしない。
ふさわしい誰かの手で、また30年生かしてもらうのだ。

相性のいい品は生き生きとして心を弾ませたり潤わしたりしてくれる。

小田温泉の女将の仕事は私にとって天職であるが、
このおしゃれ骨董の仕事は第2の天職になりつつある。

集める楽しさ、買ってもらう嬉しさ。
同好の士に会うのがこよなく幸せ。

見に来て下さる方達の反応を今から、わくわくして待っている。

話は変わるが、今日は民主党の党首選があった。
私はこの結果を、朝の内にほぼ予測していた。

板場のY君が「女将さんの予想通りでしたねえ」と苦笑いをしていた。

気分の萎えるようなときは美味しいものを食べ、
大好きなものを愛でる。

そしてこの頃は、先ごろ見た善徳女王のNG集をみて大笑いをすることにしている。

世の中に救いがあることを有難いと思う。













テーマ : 伝えたいこと - ジャンル : 日記

02:37  |  つれづれ
 | HOME |