2017年07月 / 06月≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫08月

2014.05.30 (Fri)

いずれが・・・

今日もいいお天気です。
さて美しさを競う言葉に、いずれがあやめ、かきつばた、というのがあります。

どの花もよく似ていて見分けがつかない・・
皆さんはこの見分け方を知っていますか。

実はとても簡単なんです。
漢字で書くとあやめも菖蒲も、同じ菖蒲です。
かきつばたは杜若ですね。

花の根元に注目して下さい。
あやめは根元が網の目のように見えますので
綾目、文目と呼ばれるのです。

杜若は根元に白い筋がはいっています。
菖蒲はくっきりと黄色い筋が入ります。

たったこれだけ、簡単で間違いない見分け方です。

ちなみに「いずれがあやめ、かきつばた」の名高い言い方は

平安時代、源頼政公が時の帝からヌエ退治を命じられ
見事うちとった暁には、美人の誉れ高いあやめ御前をたまうとの
約束。

約束を果たすときに帝がちょっと意地悪をします。
いずれ劣らぬ美人に同じ髪型、同じ衣装をつけさせ
「あやめ御前を見分けられたらそちに」と言われます。

その時、頼政公が即興で歌を詠みます。

五月雨(さみだれ)に 沼の石垣水こえて
 いずれかあやめ 引きぞわづらふ

急に美人を前にして、感情は高ぶり
あやめ御前を見分けられもせず病になりそうです

というくらいの意味でしょうね。

この歌が元になって「いずれがあやめ、かきつばた」と
いわれているそうです。

10:43  |  つれづれ
 | HOME |