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2014.06.19 (Thu)

カインとアベル

先日,若い友人と話をしていた時のこと。

「女将さんとジャンルが違うかもしれませんが
はじめて韓国ドラマ見てすっかりはまっちゃいましたよ」

「あら、何を見たの?」
「わかるかなあ、ファントム、って言うんですけど」

「ああ、大解りよ、私も借りようかなって思ってたんだけど
どうだった?」
「いやあ、凄かったです、内容も俳優の演技も、半端じゃないって
感じですね。」
「私は主人公がおなじ俳優のカインとアベルを借りたところよ」

昨日は定休日でしたので、このドラマをバッチリ見ました。

カインとアベルは創世記の中に初めて登場する
兄弟であり親族殺人の当事者の名前です。

この物語に象徴される兄弟間の愛と憎しみ
才能ある者同士の嫉妬や地位争い
これを聞いただけでも、重苦しいので
ほんとは避けたい内容ですが

創世記のカインとアベルの争いには
神の判断の気まぐれというか、説明不足があると
思っていたので・・そこまで触れているのかという興味もあって
挑戦しました。

俳優の好みも大いに有りです。

まるで医療ドラマといっていいくらいの
手術現場の描写は覚悟なしには見られません。

ソ・ジソブの眼差しは絶品です。
時には明るく茶目っけに満ちて
時には怜悧な刃物のように・・・

不条理な運命に対する
悲しみと絶望

それぞれの場面を眼の表情だけで
かくも語れる人も少ないのではないかしら。

脚本もキャスティングも素晴らしかったです。
兄役の俳優さんの顔が濃すぎて
大写しはやめて!って言いそうになりました。

人間関係は、じっくりと話すこと。
好きも嫌いも相手に届くような言い方がいる、

特に親子は兄弟間でエコひいきをしない
兄弟の違いを把握しておく

親は子供に対して細やかに
愛情表現をしておくことが大事なこと

実話ではないと分かっているのに
大いに考えさせられてしまいました。

多くのドラマを見るにつけ日本人と感性や道徳観は
深い所でとてもよく似ています。

韓国ドラマに高いお金を払ってきた
政治的なものはあると思いますが

心の奥に響く内容はどこの国のものでも
素直に感心します。

いやあ・・映画っていいですねえ。


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