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2016.02.09 (Tue)

宮嶋先生

2月8日
午前中、気温は6度。
今日は旅行誌サライなどで著名な写真家
宮嶋先生が訪ねてこられました。

5年前、あの大震災の前年に
出雲の女性の顔を撮りたいとおっしゃって
モデルを引き受けたのです。

2011年の災害後すぐに現地入りをした先生は
あまりの惨状と多くの死に直接触れたため
仕事が中断したこと、
やっと最近あらためて前回の目的を果たす
写真展の開催が決まったことを
お知らせくださいました。

あの時の地震によって
肖像フイルムが破損したため
再度撮影をお願いできないか、という内容でした。

当時4歳だった孫の印象も
気に入ってくださっていてぜひ一緒に、で
今日の撮影になりました。

陸地は明るいのに海の向こうは鉛色で
強烈な風。
せっかく整えてた髪もあっという間にぼさぼさ。
「いやあ、いいなあ!!理想的だ」
「先生、私は出雲の明るい空が好きなんですけど」

「これがいいんだ!笑っちゃだめだよ。」
「ええ、難しい顔なんてできませんよお」

「はい、目を閉じて!まじめな顔して」
「つぎは物思いにふけってみて」

冷たい風がびゅうびゅうふいてるのに
物思いって・・

「あ、いい顔、もの思い」
「そうですか、今夜のおかずです」

トヨタマヒメの海、小田の二子島のまえで
吹き飛ばされそうになりながら
カメラをセットする宮嶋先生をカシャッ!

小学校の昼休みの30分だけ
孫を借り出して
小田神社で撮影。
「どこにしようかな・・」

実に手早く場所を決めて
「ここにね、ちょっとこんな風にいてね」
「怒った顔してみて!」
「いつも喧嘩してるじゃない、得意だよね」
なんて茶化しながら

「おお、いいのが撮れた」

ぱっぱっと終わらせて孫を送り届けたのが
ちょうど30分後。
すごい、の一言です。

ちなみに大きなカメラは100才くらいだそうです。

先生は前回よりずいぶん優しくまあるくなられて
何を話しても、全身で共鳴しあえるような
親しみいっぱいの雰囲気になっておいででした。

とてもいい1日でした。
写真展は、東京・大阪・鳥取が決まっているそうです。
出雲でもして下さい、とお願いしました。



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